メリットはあるのか

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任意売却という言葉は昔はあまり聞かない言葉でした。戦後日本は高度経済成長を続け、不動産価格は値上がりが続いていたので、そもそも不動産価格が担保割れすることはなかったからです。不況により、不動産価格が低下し、住宅ローン債権が不良債権化することが多くなった現在、任意売却が一般的に行なわれています。 任意売却は競売に比べてはるかにメリットの大きい制度です。具体的には、物件がほぼ市場価格で売れること、近所に知られることなく売却できること、売却後なお借金が残った場合でも分割払いで無理なく返済できることなどです。 競売ではこれらのメリットは得られません。滞納を続けて放置していると自動的に競売が始まってしまい、そうなると任意売却はもうできません。住宅ローンが払えなくなったら、任意売却の手続きを素早く始める必要があります。

任意売却は、競売に比べてはるかにメリットの大きい制度ですが、手続きは煩雑であり、時間もかかるので、経験が豊富で信頼のおける専門家に依頼する必要があります。 任意売却の相談先としては、不動産会社、弁護士、任意売却の専門業者などがあります。不動産会社は不動産については専門ですが、任意売却については経験がないことがあります。弁護士も、法律に関しては専門ですが、任意売却に精通しているとは限りません。任意売却の専門家に依頼するのが最もお勧めです。 専門業者にも様々な業者がありますので、2,3の業者に相談してみることをお勧めします。注意点として、任意売却には時間がかかり、相談が遅れると競売が始まってしまって失敗することがあるので、早めに相談することです。相談が早ければ早いほどできることが増え、希望通りに解決できる可能性が高まります。